玉言·离光 のレビュー

※アーリーアクセス段階でのレビューです。 中国の梁祝文化の瑶山祭壇遺跡をモチーフにしたとされるストーリーが展開される、ローグライクカードゲーム。 ゲームのシステムとしては、道のタイルを設置してアイテム回収・敵の撃破を繰り返し、ボスを倒してフロアをクリアしていくのが目的。 戦闘面では、属性の連鎖の概念が存在し、対応した属性でうまく攻撃していくと特殊な効果が発生する。 ホーム画面ではカードの作成や整理などが行え、次の冒険に備えることができる。 ゲームオーバーになった場合はその時点で冒険終了となり、スコア清算されランキングに掲載される。 ただ、セーブすることでやり直しできるため、フロア攻略前にいつでも戻ることはできる。 ゲームオーバーになっても自動でデータの削除は行われないので、いつでも再挑戦が可能。 オートセーブ機能も用意されている。 評価点 ・キャラクターは可愛らしい。 使用できるキャラは基本的に4人で、ある程度能力差がある（最初の選択肢で変化）。 PVで見かける3人のキャラクターは最初の下の選択肢で選択できる。 戦闘中、フロア攻略中、ホーム画面でクリックすればセリフも表示される。 一応ボイスも用意されているが、戦闘中はボイスは発しない ・属性連鎖による戦術がなかなか楽しい ・いつでも画面左上からアクセスできる、ガイド機能が親切。 ・中国感あるBGMがこれまた良い。 特にホーム画面。 ・一応ランキングに対応。 自分が過去にプレイしてゲームオーバーになった時のスコアランキング、フレンド同士の最高スコアランキングの2種類のみである。 問題点 ・フロア攻略中の途中セーブ不可 フロアをクリアするまでセーブができないのは地味につらい。 ・戦闘スピードの調整ができずスローテンポ ・ニューゲームする度にストーリーを見せられる（メッセージスキップ自体は可能）。 個人的に気になったところ ・ホーム画面が最初から使えない。 ゲームを初めてすぐにフロア攻略となる。スピーディにゲームが開始される反面、セーブが行えない欠点もある。 ・チュートリアル的なものが1度しか見れない。 ニューゲーム時に「チュートリアルを見ますか？」的な物を用意しておくか、タイトル画面からアクセスできるようにするといいかも？ ・ギャラリーがホーム画面しかないため、ゲームをロードしないとギャラリーや実績確認が閲覧できない。 データ自体は共用されているので、タイトル画面から自由にアクセスできてもいいと思った。 ・難易度を下げたモードや、フリーモード的なものもあっていいと思った ・データロードがタイトル画面のみ。なのでデータをロードするにはいちいちタイトル画面に戻る必要がある。 現状ではローグライクカードRPGとしては無難な内容。 このレビューを書いた時点ではアーリーアクセスの段階であり、まだまだ発展できる箇所があるので今後に期待できる、といった具合でしょうか？ ちょっと変わったローグライクカードRPGを触れてみたい、可愛いキャラのローグライクカードRPGをやってみたい場合はおすすめできるでしょう。 日本語対応予定とのことなので、今のうちに雰囲気だけでも触れてみるのもいいかもしれません。 キュレーターでは、注目されて欲しいゲームを中心にご紹介しています。よろしかったらどうぞ。 [url=store.steampowered.com/curator/38449835]キュレーター「注目して欲しいゲームをあげてく」[/url]