The Wake: Mourning Father, Mourning Mother のレビュー

The Wakeは、祖父の葬儀の3日間のうちに開かれた過去の傷口——罪悪感の根源を綴った日記帳です。そこには祖父から息子、孫の三世代の、もつれあった感情と思い出が記されています。暗号を解読して日記に秘められた本音を暴くうちに、作者の人生における矛盾が露呈するでしょう。
アプリID1311540
アプリの種類GAME
開発者
出版社 indienova, Somi
カテゴリー シングルプレイヤー, Steamの実績, スチームクラウド
ジャンル インディー, アドベンチャー
発売日10 7月, 2020
プラットフォーム Windows, Mac
対応言語 English, Simplified Chinese, Japanese, Korean

The Wake: Mourning Father, Mourning Mother
1 総評
1 ポジティブなレビュー
0 否定的レビュー
否定的 スコア

The Wake: Mourning Father, Mourning Mother は合計 1 件のレビューを獲得しており、そのうち 1 件が好評、0 件が不評です。総合スコアは「否定的」です。

最新の Steam レビュー

このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。

プレイ時間: 233 分
特殊な仕掛けのついた日記帳の暗号を解いて父である一人の男の過去に触れてゆくゲーム。 謎解き部分は比較的簡単なものが多く、謎解きを求めて買った人は肩透かしを食らうであろう。逆を言えば、カジュアルな一般層にもお話を進められるようにしてあるともいえる。 男の祖父の死をきっかけに両親の関係や子供時代の生活に付帯する問題が章を追うごとに様々なエピソードとして浮かび上がる。それらが長じて人の親となった後年も尾を引く姿に、親と子の間におとされた呪いの根深さを感じさせられた。文芸私小説のような物語で、完成度は高い。 [spoiler]いろんな解釈が生まれそうな作品だと思うが、自分は救いのある結末のように感じた。最後の写真の復元もそうだが、後半に行くにしたがって父親にも父親なりに頑張っていたのだろうという男の思いが、最終的に祖父の残した日記帳を父親が探っていたことを知って確信を深めたのではないかと解釈。 日記帳の初めにあった「私の言葉はすべて嘘だ」という言葉も、終わり際の(中略)私は父親のことを心配したわけでもない~といった言葉もそうだが、自分の父親に対する憎しみと愛情がせめぎあう矛盾の中で、この日記帳における結論がそこに行き着いたのではないか。ようやっと父親に対する感情に折り合いがつけられたことが、死の床に就く男の顔が笑顔だったことに集約されているのではないか。 そう考えると、父親のクズさ加減もつまるところは無力で意志薄弱な人間のあがきであり、祖父・息子・孫と、親から子へ何かを残したいという思いは変わらないという事を伝えたかったのかなと。開発者の実話がベースらしいが、実際の話にも救いがあってほしいと願わずにはいられない。[/spoiler]
👍 : 0 | 😃 : 0
肯定的
ファイルのアップロード