覇県を握れ ～47都道府県大戦～ のレビュー

演出面はしょぼいけどゲーム性がいいね！

勝利条件を長期的なものに変更できたらよかった。

戦略シミュレーションゲームとしては普通だが、都道府県が独立して戦うというテーマが面白い。作戦によっては飛び地だらけになったり、勢力を広げると周辺国と関係悪化して戦争国だらけになったり、カオスなところもまた面白い。改善点としては、海上封鎖が少しゲームバランスを壊し気味、イデオロギーのバリエーションを豊富にしてほしいところ。かなり面白いゲームなので次回作も是非出してほしい。 ＜注意＞ 体験版を遊びすぎると製品買ったときに飽きます。これから体験版を遊ぶ人は注意。

よく地域の情報を調べてあるのと、勝つための条件が戦力だけではなく、 やり方次第で勝てるようになっているので、よく作りこんであると思いました。

どの都道府県でも勝利を目指せるお手軽バトルロワイヤル。 期限切れ時の総合国力での判定以外で「NPCが勝つ」ことがなく、弱国でも自国が強化されていく低難易度では耐えていればなんとかなります。 一方高難易度では周りからボコボコにされるか首が回らなくなるかのスリルが楽しめるハードなゲームになります。…最高難易度の東北地方は…勝てるのか？ 物足りない点として、全都道府県でクリアしてもとくにご褒美のないこと。 一応ゲーム中一度だけ使用できるバフスキルが強化されていくのですが…やりこんだ証としてもうちょっと何か欲しかったところ。

国内の統計データを忠実にゲーム上に落とし込んだ47都道府県のいずれを選択し、 各々得意とする分野で日本のトップに君臨する為にあれこれやっていくゲームです。 一番金のありそうな東京が一番強いという単純な構図でもなく、借金地獄と電力不足で死にかけています。 各都道府県の兵力は、実際の陸海空自衛隊の駐屯数を参考にしているらしく、 北海道がすごい軍事力になっているのはまぁイメージも湧きやすいですが、 平和主義的な印象の強い長崎と広島の海軍力が頭一つ抜けていて、 割とすぐ発狂して不仲な近隣の県に襲いかかることが多く、その辺のギャップも大変面白いです。 領土を取りまくった県が滅ぼした県の借金も背負って勝手に滅亡するケースは多々あり、 金も資源も人も無い佐賀や奈良(お住まいの方はごめんなさい＞＜)でも、 周囲と友好関係を維持しつつ、強大な県にふるさと納税を仕掛けて税収をパクったりして、 ひたすら債務の削減に努めていれば勝てたりと、他県を攻め滅ぼす以外の勝ち筋が豊富で、 お住まいの県で色々やるだけでも楽しいと思います。お隣の県と戦争したり総合力を背景に吸収合併したりですね。 ただ、債務圧縮クリア以外では国債を大量発行することは大前提で、 慣れない内は序盤のプレイングなども公式サイトなどを閲覧しておかないと結構難しい為、 体験版での予習は必須です。お肌に合わなかったら購入したお金が勿体無いですからね。 私は元は十分以上取れるとは思いますが、まずはそこから始めてみてはいかがでしょうか。

47都道府県のデータを元に収益や食料、電力を設定してある国取りゲーム。 各地方がどれほど貧困で、どれほど地方交付金に頼っているかがわかる。 かといって、東京も余裕はなく電気も食料も隣県に頼っているのがゲームを通じてわかる感慨深い作品。 いやー海運って良いですねー

[h1][i]「楽勝、負ける気せぇへん地元やし―」[/i] 郷土愛溢れるご当地ターン制ストラテジー[/h1] 兵庫県出身なので、体験版を兵庫で約90分プレイ後、制限である25ターンを終えて製品版を購入しました。 トレイラー映像では47都道府県の特色がよく現れており、かつ覇権というワードに惹かれプレイしましたが非常に面白いです。 ゲーム中の外交や宣戦布告などのダイアログに、各県の方言や時に名産品が繰り出されるテキストには思わずクスッときました。 ゲームプレイは基本財政支出は赤字で、内政が少しシビア（RTSゲーム基本そうなのですが）に感じました。 税率は預金封鎖+地方債の緊急発行が長期化する事もあり、破綻すれば一巻の終わりなので債務状況には気を配りたいものです。 かと言って兵役を怠ったり軍事ユニットを削りすぎると、隣県が急に牙を剥いて来た時にあっさり占領されてこれもゲームオーバー。私の場合は京都府がいきなり侵攻してきて痛い目見ました。[spoiler]汚いさすが京都人きたない[/spoiler] 。 実際の統計に基づき県のパラメータを設定しているとのふれこみですが、ゲーム内要素に食料供給率というものがあり、今まで漠然と「農業やってそう」ってな県でも人口で割ってみると実は大した供給率ではなかったり新たに[strike]無駄な[/strike]知見を得ることができるのも面白かったです。これがきっかけで都道府県の統計情報にちょっと興味が湧きました。 いろいろなIFを再現出来るゲームだと思います。 最後に― [h1]こんな人にオススメ：[/h1] [list] [*]HoI4やCivなどのストラテジーが好きな方 [*]県政運営を体験してみたい方 [*]秘密のケ●ミンSH●Wが好きな方 [*]隣県を編入してみたかったという方 [*]産まれた瞬間から隣県が気に食わなかったという方 [*][spoiler]ご自身が住まわれている or 地元の都道府県の、独立を目指されるレジスタンス思考な方[/spoiler] [/list] 公式のマニュアルも充実していますので、行き詰まったときは見てみるといいと思います。 覇県を握れ オンラインマニュアル - ふらいんぐパンジャンドラム [url=https://wargame.jp/?page_id=2493]https://wargame.jp/?page_id=2493[/url]

体験版でほぼゲーム内の全要素網羅しちゃってるゲーム。 体験版と製品版の違いは、１ゲームの年数が３年延び最大５年になるのと、追加モード２種（大戦争的な奴と県の配置がシャッフルされるというやつ）が追加されるだけで、ゲーム内でやれることはほぼ変わらない。（体験版では覇権できないけど。）それだけ無料で遊んだうえでの購入ができるので、「思ってたのと違った」と思うことはないし、お客様満足度も高いと見た。 ただし、体験版は何時間でもプレイができるが、体験版で遊びすぎると、製品版を買ったときに「あれ…新鮮味がない」と感じるので注意。ソースは俺。

日本の都道府県の１つの知事になり、全国統一を目指す現代版国盗りシミュレーション。 1年を12ターン、最長5年（60ターン）固定となっており、それまでに決められた勝利条件を満たすかそれまでに総合力1位になることで勝利となる。 信長の野望のように戦争で領土を広げて行くプレイもできるし、Civのように他国と仲良くしつつ戦争を避け、内政で勝利を収めるも良い。 人材育成や技術開発の要素は無い為、内政はシンプル。 友好度の上下とイデオロギー選択、影響力による他県への影響させる程度の簡単な外交。 兵器生産と地域への配置、他地域へどれだけの兵力で進軍するか決めたら戦闘開始。ユニット移動や戦闘アニメーションは無く、数十秒で結果が表示されるので戦争もシンプル。 いろいろな点で簡易版のような印象だが、その御蔭で他ゲームで十数時間かかりそうな所を1プレイが１時間位で終われてしまう。 あっさりと操作した地域は滅亡し、次行こか！という感じで繰り返しプレイする感じになる。 マップは日本の１マップのみ。１プレイごとに各地域毎の友好度が変化する。 どの地域もほぼ財政難で滅亡寸前の財政状態のため、AIは最初から好戦的で、１ターン毎に宣戦布告や占領、滅亡が発生する。 また時折ランダムイベントが発生する。内容は友好度アップとか資源ちょーだい系。 地域ごとのデータは確かに各都道府県ごとのデータを反映したもので、どの地域でどの勝利を目指すかといった戦略性がある。 地域ごとにシンボルが設定されているが、県ごとに設定されたシンボルマークでは無くおそらく作者オリジナルでちょっとふざけている？もの。 ランダムイベントのテキストは地域の方言や名産などを織り交ぜている。 これらおふざけは・・・まあ47都道府県でどこが1番かを競うというコンセプトからしたらいいのではと思う。 同じ効果のイベントでは同じテキストが出てくる為、バリエーションはあまり多彩ではない印象。 Steamには4X系や歴史シミュレーションは非常に多く、このゲームに設定された定価ならば名作に連ねるタイトルも購入できるだろう。 それでもおすすめするにした理由は、1プレイにかかる時間が他ゲームと比べて短く、且つその中で状況が大きく変化していくところである。 信長の野望等で一地方を攻め落として飽きたけど戦略シミュレーションはやりたいんだよなーという人に合うのではないだろうか。 とりあえず体験版を一度やってみて購入を検討してはいかがだろうか。