Dishonored®: Death of the Outsider™ のレビュー
数々の受賞歴を誇る Arkane® Studios の開発者が贈る『Dishonored®』:Dishonored®: Death of the Outsider』は、高い評価を得ている『Dishonored®』シリーズの次回作となるスタンドアローンアドベンチャーです。
アプリID | 614570 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | Arkane Studios |
出版社 | Bethesda Softworks |
カテゴリー | シングルプレイヤー, Steamの実績, スチームクラウド, フルコントローラーサポート |
ジャンル | アクション |
発売日 | 14 9月, 2017 |
プラットフォーム | Windows |
対応言語 | English, Japanese, French, Italian, German, Spanish - Spain, Polish, Portuguese - Brazil, Russian |

12 303 総評
10 794 ポジティブなレビュー
1 509 否定的レビュー
非常に肯定的 スコア
Dishonored®: Death of the Outsider™ は合計 12 303 件のレビューを獲得しており、そのうち 10 794 件が好評、1 509 件が不評です。総合スコアは「非常に肯定的」です。
レビューのグラフ
上記のグラフは、Dishonored®: Death of the Outsider™ のフィードバックの傾向を示しており、新しいアップデートや機能が導入された際のプレイヤーの意見の変化を視覚的に表しています。このデータを通じて、ゲームの評価の推移を理解できます。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
1228 分
[h1]●ゲームの概要等[/h1]
Dishonored2の外伝で、その少し後の時系列の物語。ゲーム性はステルスなのは相変わらずだが、不殺プレイは実績目当て以外では必要が無い、かつ短めのシナリオ。
2のドレッドフル・ウェールの艦長ミーガン(ビリー)が主人公の話でもある。
■ゲームの要素
▼クリアまでにかかる時間は大体10時間以下。探索しなければ数時間でクリア可能。これは前作の約半分位のプレイ時間。
▼今作は実績以外で不殺プレイは要求されない為、結構自由に行動できる。
▼超常能力が使え、ライフとマナの概念があり、それらの回復アイテムと武器がフィールドのあちこちに点在する。またコインを集めて闇取引の店で装備を強化するといったシステム。今作は今までとは全く違った超常能力を使用する。
▼今作ではルーンによる強化は廃止され、ボーンチャームのみ集める事が出来る。ボーンチャームクラフトは後半で出来るようになる為、自作ボーンチャームの利用はかなり遅めとなる。その代わり全く新しい特性を持ったボーンチャームがいくつか増えている。
▼2の「New Game Plus」がなくなり、代わりに「Original Game +」が追加された。これは引継ぎ要素ではなく、前作のコルヴォとエミリーが使用していた超常能力を使える様になるモード。
▼F5でクイックセーブ、F9でクイックロードが出来る。
[h1]●良い点[/h1]
[b]・細かい良い点[/b]
▼実績以外で不殺プレイを強要されなくなった為、ある程度自由に行動しやすくなった。
▼インストールサイズが少ないせいか、ロードが前作よりも早く、数秒で終わる。
▼検知されるまでのタイミングがより自然になった。2ではほんの少し怪しく思われたらすぐに追跡してきたが、今作では警戒しながらゆっくりと来るため、警戒程度であればリカバリーできるようになった。
[h1]●悪い点[/h1]
[b]・細かい悪い点[/b]
▼相変わらず導線が分かりづらい。特に今回は金庫の暗証番号と銀行の構造がややこしく、把握しづらい。最終面に限ってはマーカーが表示されない場面すら存在する。
▼一部の新規ステージは広大で、複雑で探索が大変。
▼New Game Plusが廃止されたため、周回時に探索しなければならない。ボリューム自体が少ないとはいえ、元々あった機能が無くなったのはデメリット。
▼物語で不明瞭な点が多い。唐突な展開。義肢等の語られない理由。順序立てて話されない。置いていかれるプレイヤーといった状況とこれらの理由で、曖昧な物語で感動を感じられない。2と同じでシナリオに抑揚が無い為、面白みがない。
▼2よりもNPCの配置がやけくそ気味に多い。攻略のみの場合は割と無視できる機会があるので大丈夫だが、探索する際にはかなり邪魔になる。
▼リーンで除いたときに発見されるのは2と同様。その他ダークビジョンでのアイテムの強調表示が見づらい点や、暗証番号のダイヤルの動作が遅い点等は2と同じ。
▼ルーンによる強化が無い代わりに、物語の進み具合で超常能力が開放されるが、その開放が遅い。特にボーンチャームクラフトが追加されるタイミングが遅く、後半のクリア目前に近い段階で解放されるため、今更感がある。
[h1]●お薦めな点・感想等[/h1]
まず初代や2をプレイしていないと話の内容が良く分からない点でマイナス点がある。シナリオも2同様に設定は細かそうなのに、実際の展開は薄味で味気が無い。ゲームプレイも地味でボリュームが少ない上に、導線がしっかりしていない為、テンポが悪くスムーズに遊べないのは相変わらず。
それとは打って変わってゲームプレイ自体は今まで制約としてしか機能しなかった不殺プレイの強要がされなくなり、ロードや敵の行動等が若干改善された。
しかし訳の分からない理由や前提がない。つまり論理として破綻している電波なシナリオが台無しにしており、折角の演出シーンもただの棒立ち会話に終始しているのは2と同じ、正直なにも面白みが感じられなくなり、このシリーズ全てで筆者は中盤でゲームに飽き飽きしてきた。
今回バンドルで全てを購入して一通りプレイしたが、爽快感が感じられず、シナリオも演出面が練られず、ただの会話ばかりなのも迫力や気分の向上が感じられなかった。それがシリーズ通して行われる為、無感動と虚無状態でプレイすることになった。それでも初代はシナリオとしてはマシな方だったが、続編ではさらに簡略化され劣化しているとは思わなかった。つまり不殺ステルスという地味な作業を強いられるのにリターンが無いのが辛い。だからお薦め評価にはしなかった。これならまだMetroシリーズの方が同じグッドエンディングに不殺プレイを要求されるゲームでも、シナリオや臨場感が充実しているシリーズの方がリターンの豊富さで面白かった。
まとめると、地味な作業をシリーズ通してさせられる上に、仕様や導線のまずさ、シナリオの退屈さでフラストレーションが溜まるのに、それを解放してくれるカタルシスが全く感じられないのがお薦めにしない理由。
まだバリエーションの豊富さとシナリオ面で工夫のあった初代の方が楽しく、2と今作はそこから酷く劣化している。
👍 : 0 |
😃 : 0
否定的