Jewel bits のレビュー

[h1]ファミコンゲームを目指した結果[/h1] ・マウスよりコントローラーの方が遊びやすくその弊害も ・ファミコンというよりもう一つ新しい世代な感じ。 ・エキサイト翻訳 ・ストーリーまで80、90年代風に。 スワップ方式のマッチ3。 制限時間内にブロックの置ける場所全てでブロック消しを行うとステージクリアというミッション系。 初期配置がすごく大事で、運ゲーが入るステージも多々ある。 なのでリトライボタンが欲しいのだが、そんなものは無いのでタイトルに戻ってステージセレクトする必要がある。 あと、詰みになってもゲームオーバーにならないっぽい。ただ時間が減る様を眺めるか、自力でタイトルに戻るか、このゲームを終了する必要がある。 コントローラーサポートがよく出来ていて、自分はPS(2)のコンバータでゲームをプレイしているのだが、これにもきっちり対応してくる。 ただ、パッドでプレイするとアナログ操作になるので雰囲気はいいのだが「現代においてマッチ3を快適に遊ぶ環境ではない」 そして「パズル中のマウス感度が鈍い」ので、パッドでプレイした方がストレスは無いが、1マスずつしか移動できないのでやり辛さまでがレトロ感。 そもそも「昔はマッチ3なんてパズルはメジャーじゃなかった」のでノスタルジックにもなれない。 手書き(風)イラストは枚数も多くてなかなかいいのだが、ストーリーのノリとテーマと展開もレトロである。 なんと徹底していることかと、逆に感心する。 そしてブレないエキサイト翻訳。 本当に何言ってるのか、何が起こっているのかわかりません。 あと、NESつまりファミコンを意識したとのことだが、 個人的には「PCエンジン感あるな」 という印象。 スーファミ、メガドラ、PCEの御三家時代のゲームってあたり。 PCエンジンは8ビットなので、ギリギリセーフといったところか。 パズルとストーリーは何の関係もないのもそれっぽい。 ACぷよぷよが手本になるもうちょっと新しい世代になるとストーリーとゲーム内容に関連性をもたせるようになってくるので。 総括、結果として、 ・マッチ3をするには快適ではない ・ストーリーは見どころがない ・目指した所にはきっちり着地していると思う という「手の込んだ残念ゲーム」が出来上がってしまった。 評価はしてあげたいが、人にオススメは出来ないなー。