Beasts of Maravilla Island のレビュー
「マラビラ島の動物たち」 (Beasts of Maravilla Island) は「マラビラ島」に住む数々の魔法動物たちを野生動物写真家である主人公が写真を撮りながら観察するゆるくて楽しめる3Dアドベンチャーゲームです。
アプリID | 1378020 |
アプリの種類 | GAME |
開発者 | Banana Bird Studios, LLC |
出版社 | Whitethorn Games |
カテゴリー | シングルプレイヤー, Steamの実績, フルコントローラーサポート |
ジャンル | カジュアル, インディー, アドベンチャー |
発売日 | 12 6月, 2021 |
プラットフォーム | Windows, Mac |
対応言語 | Portuguese - Brazil, French, Italian, German, Simplified Chinese, Traditional Chinese, Japanese, English, Spanish - Latin America, Russian |
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4 総評
4 ポジティブなレビュー
0 否定的レビュー
否定的 スコア
Beasts of Maravilla Island は合計 4 件のレビューを獲得しており、そのうち 4 件が好評、0 件が不評です。総合スコアは「否定的」です。
最新の Steam レビュー
このセクションでは、{name} の最新 10 件の Steam レビューを表示し、さまざまなプレイヤーの体験や感想を紹介します。各レビューの概要には、総プレイ時間、肯定的・否定的な反応の数が含まれており、コミュニティのフィードバックを明確に示しています。
プレイ時間:
10 分
🐦📷
👍 : 1 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
194 分
[b]カカポがかわいい[/b]
👍 : 2 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
191 分
マラビラ島の神秘的な動物たちを写真に収めて、アルバムに記録していくアドベンチャーゲームです。
自撮りモードがあり、好きな動物と一緒に自撮りをすることで、インスタ映えも狙えたりします。
ステージ毎にいる全ての動物を見つけると、アートギャラリーが見れるようになるので、ぜひコンプリートを狙ってみてください!
島の雰囲気や層物たちの写真を眺めて楽しむゲームなので、雰囲気を楽しめる方はオススメできるゲームとなっています。
逆にアクションなどを期待している方にはオススメしにくいかもしれません。
癒しを求めている方はぜひ購入検討してみてください!
参考程度に動画を上げましたので、検討されている方はご覧ください!
https://youtu.be/H7UOCYLn0gI
👍 : 8 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
217 分
[h1][b]この島は魔法で溢れている[/b][/h1]
小さなワールドを歩きまわって、
そこに生息する生物や植物を写真に収めていこう。
ポ○モン○ナップが好きな人には刺さりそうなゲーム。
ただ、特別なもの以外は1種類につき1枚でも撮影すればいいので
大きめに映して高スコアを狙おうという要素は全くない。
“ここだけしか居ない”という生物も僅かなので
大概の人は一度のプレイでアルバムも埋まると思います。
ストーリーに関しては一本道で、
エリアの出口まで行くと『戻れないけど大丈夫?』
みたいな注意書きが出てくる。
最後まで遊べば好きなチャプターから遊ぶことができるので
万一取り逃しがあっても安心な設計となっています。
ただ自分の場合、
3つ目のエリアに入った直後に中断したからか
再開した時のタイミング的なバグにより
一部の動物を撮影してもカウントされなくなってしまい
(具体的に言うと、この動物のこのポーズを撮って!的な)
クリア後にチャプターから再開しても直らないため
泣く泣く頭からやり直すというアクシデントがありました。
自分が運が悪かっただけだと思いますので
殆どの人は普通に楽しめるかと。
幻想的な景色、生物をファインダーに収め
マラビラ島を隅々まで味わいつくしましょう。
セールで半額まで落ちたところで購入したので
自分は大満足です。オススメの一作。
👍 : 7 |
😃 : 0
肯定的
プレイ時間:
980 分
[b]2021.6.13 ローンチ時点の1stインプレッション[/b]
[b]2021.6.16 patchでバグ修正されたことを追記[/b]
[hr][/hr]
『Beasts of Maravilla Island (マラビラ島の動物たち)』は、表題の通りマラビラ島を舞台とする3Dアドベンチャーだ。
主人公は野生動物写真家のマリナ。かつて祖父が訪れたマラビラ島に彼女自身もまた訪れ、島に生息するユニークな動植物たちをカメラに収めていくことになる。
本作の舞台となるトゥーン調で表現されたマラビラ島の第一印象は、自然あふれる南洋の島といった雰囲気だ。明るい日差しのなかに自然の色彩があふれている。だが動植物を求めて島内を探検していくうち、やがてその景色は移り変わっていく。
そこには我々の知る現実の動植物だけではない、不思議でユニークな、魅力ある世界が広がっているのだ。
[h1]写真撮影[/h1]
普段キャラクターを操作して移動する際は三人称視点だが、カメラを構えると一人称視点に切り替わる。カメラの機能としてはズームイン・アウト程度で、難しい操作は要求されない。
被写体となる動植物はひと目ではわかりにくいものもあるが、カメラを覗き込んでレンズが被写体を捉えれば「ピピッ」と音を鳴らして知らせてくれる。
撮影した写真はゲーム内のフォトブックに収められていくが、すべて自由に撮っていくのではなく、基本はあらかじめ指定されている項目を埋めていく形式となっている。
これは祖父がかつて島で見てスケッチに残した動植物を写真に収める、という演出でもあるので、導線としては自然だろう。
もちろんフリースタイルで撮ることができる枠もある。
[code]被写体だけを追いかけるのもいいが『自撮り』する機能もあるので、遊びゴコロを忘れずに工夫して撮影することもいいだろう。実績ももらえる。[/code]
[h1]日本語翻訳・ローカライズ[/h1]
英語音声(フルボイス)・日本語字幕となっている。
翻訳品質は高く、会話やテキストの表現など違和感のないものとなっている。また手書き風の日記の表示まで日本語で表現されているのは、すばらしいの一言だ。
[code]本作のタイトルでもある「マラビラ島」をゲーム内で「マラビーヤ」と表記していたり、一部に表記揺れと見られるものがあったが些細なものだろう。[/code]
[h1]気になるポイント[/h1]
筆者の主観では、キャラクターの移動速度が少し控えめだと感じた。
これはゲーム性としてゆったりとした時間を過ごしてもらいたいという意図もあるのだろうが、ユーザの選択肢としてスプリント機能はあっても良かった印象だ。
[h1]総評[/h1]
ゆったりとした雰囲気の自然のなか、現実には見られないような不思議な体験や、ユニークな動植物を写真に収めていく。
そこには自然との関係性をどのように考えていくのかという、開発者からのメッセージが込められているようだ。
リラックスした気分でゲームをプレイしたいあなたにおすすめしたい。
[hr][/hr]
[h1]バグ: 日記の一部が反転表示されている[/h1]
[strike]2021.6.13のローンチ時点において『日記の一部のページの文字が反転している (子供が描いたようなイラストが貼り付けられたページ)』事象を確認している。
確認したのは該当の1ページのみで、プレイそのものに支障があるわけではない。
英語に切り替えたところ文字は反転せずに表示されているため、日本語環境でのみ発生しているものと判断して、開発元に報告済だ。修正に期待したい。
https://steamcommunity.com/app/1378020/discussions/0/4164121860547971683/
[code]2021.6.14に、報告したスレッドに開発元から返信があり、この問題を認識したので修正予定とのコメントがあった。[/code][/strike]
[b]2021.6.16 追記[/b]
同日のアップデートにより、日記の一部が反転表示されているバグは修正されました。
https://store.steampowered.com/news/app/1378020/view/3026963405215668338
👍 : 31 |
😃 : 2
肯定的
プレイ時間:
250 分
インゲームにVer.表示なし。初回クリアまで3時間弱。全実績解除まで4時間弱でした。ファイルサイズは約2.3GB。
[h1]Pros:[/h1][list]
[*]写真撮影が楽しい
[*]目標が明示されている
[*]進行が分かりやすい
[*]優秀な日本語ローカライズ[/list]
[h1]Cons:[/h1][list]
[*]アイテムを拾う操作がしづらい
[*]カメラの画角に乏しい[/list]
[h1]おじいちゃんのカメラは優れもの![/h1]
カリフォルニア州のロサンゼルスに拠点を置くBanana Bird Studiosが制作したアドベンチャーゲーム。独自の生態系を持つ島で、野生動物の写真家マリナ・モンテズとなって動植物の写真を撮影していきます。生態の異なる3つのエリアと、海岸のチュートリアルを含めて全部で4つのチャプターから構成されています。
かつて祖父が訪れたことのあるマラビラ島は見たこともない生き物に満ち溢れた不思議な魔法の島だった。幼い頃に祖父からその魔法の島のことを聞かされていたマリナは野生動物の写真家となっていた。魔法の島を根っから信じていたわけではなかったが、祖父の遺した手紙に惹かれるようにマラビラ島を探していた。次の島こそ、探し求めていた島だと願って。
[u][b]写真撮影が楽しい[/b][/u]
カメラを構えるだけでたくさんの動植物がフレーム内に収まり、ピピッという合図とともに被写体の有無を教えてくれます。UIも白から黄色に変化し、まだ撮影したことのないものなら「NEW!」、撮影したことのあるものならその名前が表示されます。祖父が遺したと聞いたから古いものだと思ってたのに、なんてオーバーテクノロジーなカメラなんだ!
後述する目標に結び付くそのエリア特有の一枚(スペシャルショット)に関しても、UIがピンクに変化しフレームにはキラキラしたエフェクトが表示されます。写真に収めるタイミングを見失わないように、子供でもベストショットを撮れる親切設計となっています。
被写体だけを映すだけでなく、自らもそのフレーム内に一緒となって写す「自撮り」や、被写体をフレーム内に収めずに「風景」の写真も撮影することができます。それぞれの写真ではズームの倍率や高さなどを変更することも可能となっています。自撮りの場合はマリナの表情を変更することもできます。
満足いく写真が撮れたならフォトブックを開いてみましょう。そこには各動植物ごとにずらりと渾身の一枚が並んでいるはずです。気に入らなかった場合は再度同じ被写体を撮影することも可能です。1つの被写体につき20枚まで撮影することができ、フォトブックの手前に表示する一枚を変更することも可能です。頑張って撮った綺麗な写真を並べると満足感がすごく湧きます。
[u][b]目標が明示されている[/b][/u]
祖父の遺した日記には、そのエリアで撮影できる被写体の数が明示されています。そのエリアに生息する被写体の特殊な生態(スペシャルショット)に関しても、ヒントを丁寧に色付きで書いてくれています。おかげさまで特殊な一枚を見失わないための予備知識についても完璧です。なんて孫想いのおじいちゃんなのかしら。
そのエリアで撮影できる鳥、蝶など種類ごとに全て写真に収めるという目標が表示されていることで全ての写真を撮ってやろうという欲求が湧いてきます。それらを達成するのに併せて実績が開くという、無駄のない能動的なデザインも好感が持てます。野生動物の数があまりに膨大だとこの手のデザインは逆に機能しがちですが、探索してみようと思える適度の広さと数に収まっている点も練りに練られたデザインだと思います。
[u][b]進行が分かりやすい[/b][/u]
進行が分かりやすいと感じた点には大きく2つあります。
1つ目は、ギミックの解法として分かりやすいことです。マリナが被写体に対して主体的に行える行動は、写真を撮るか口笛を吹くことだけです。一見進めないと思えるような場面に出くわしても、どちらかを行うことで進めるようになっているので、ギミックが分からなくて迷うことがありませんでした。
2つ目は、次のエリアへ進もうとしたときに事前にちゃんと聞いてくれることです。色んな被写体に向けて写真撮影を行う収集要素が主軸となっているため、確認もなく次のエリアへ進んでしまうとつい取り逃しを危惧しがちです。まだやりたいことがあるかもしれないユーザーに、自分の意志で先に進めるかの選択を迫っているのが好印象でした。
ちなみに取り逃しをしてしまった場合でも、ゲームクリア後にチャプターセレクトを行うことができます。本作はオートセーブの他に任意でもセーブを行えるため、取り逃した要素を取った(撮った)瞬間にセーブして別のチャプターへ行くなどのプレイも可能となっています。アフターケアもばっちりです!
[u][b]優秀な日本語ローカライズ[/b][/u]
本作はそこまでテキストの数が多いゲームではない印象ですが、島の動植物など固有名詞が多いことから、そのイメージを損なわない翻訳が為されていると感じました。祖父の日記に関しても英語で記載されているものが、全て日本語でのグラフィックフォントで起こされており力の入れようを感じることができます。しっかりと仕様を把握されて翻訳されている様子が伝わり、こちらも進行の分かりやすさに寄与していたと思います。
[u][b]アイテムを拾う操作がしづらい[/b][/u]
話を進めていくと果物や貝殻を拾う場面があります。このとき、その対象に近付いてUIも拾える表示になっているのに、促されているボタンを押しても反応せず、なかなかアイテムを拾えませんでした。これはマウス&キーボードの場合でもコントローラーの場合でも必ず再現しています。
オプションで垂直同期をオンにして、30fpsでロックした場合も60fpsでロックした場合も同様でした。ただ、このときSteamの「ゲーム中のフレームレート表示」では常時240fpsとなっており、ディスプレイのリフレッシュレートおよび描画フレームと操作フレームの不一致により引き起こされているようでした。ディスプレイを60Hzに設定したところ、この問題は解消されました。
PCと家庭用の両方でリリースされているゲームの場合、このリフレッシュレートに起因する問題が解消されていないことが多く、特定のゲームをプレイするたびにディスプレイ側の設定をユーザーが変更しないといけないのは煩わしいです。できればアプリ側で制御してもらえた方が親切だと思いました。
[u][b]カメラの画角に乏しい[/b][/u]
写真撮影を行うときにズームと高さを変更できると記述しましたが、もっと引いて撮影したりできると良いと思いました。特に自撮りのときは手にカメラを持っている設定のためなのか、限られた画角でしか撮影できず残念に感じました。折角写真を撮影するゲームなんですもの、マリナには是非「自撮り棒」を持参頂きたいです。
[u][b]その他[/b][/u]
岩壁に張り付いているトカゲなどの写真撮影を行うとき、岩の裏側にトカゲがいて全くこちらから見えなくても撮影できることがあります。先述した通りカメラは超優秀なのでピピッと撮影を行うのですが、あとで振り返ってフォトブックを見てみるとただの岩しか映っていません。いしのなかにいる、のかもしれませんが、そうした軽微な問題は散見されます。
[u][b]総評[/b][/u]
野生動物との接触という点での、「動物の本能を刺激してしまうかもしれない怖さ」のようなものは作中でほぼ排除されており、子供であっても安心して楽しめる素地があります。取り逃しに対する配慮も行き届いており、ユーザーフレンドリーな設計には好感を覚えます。4時間弱というボリュームで1000円という価格設定については人それぞれ思うところはあるかもしれませんが、家庭用との価格差に関してはほぼ誤差の範疇です。
コロナ禍で巣籠りの最中でもあるため、どこにもいけない代わりにマラビラ島で能動的な写真撮影に勤しんでみてはいかがでしょうか。手頃な一本をお探しの方にオススメです。
👍 : 37 |
😃 : 3
肯定的