Touhou Kikamu ~ Elegant Impermanence of Sakura のレビュー

東方二次創作ゲームとしてよく出来ている。 まだシステム周りで日本語化されていない部分もあるが、設定画面で日本語を選択する事でストーリー中の文章は日本語化される。 しかし東方の世界観はよく知らないのでストーリーもキャラ付けも不明。キャラは結構かわいいと思う。 画面周りは高解像度にも対応していて良好。長く遊べそう。 [h1]7.5/10[/h1]

BGM、グラフィック、演出、弾幕どれもすごくすごい。 システムは「低速移動せずに大妖精倒すと弾が消える永夜抄」みたいな感じ。 最初はよく分からないと思うけどとりあえず一周してからマニュアルを読むとなんかわかる。 東方原作がいろいろリスペクトされているので、原作プレイ済みだと結構グっとくる箇所も多い。 あと、かゆいところに手が行き届きすぎていて素晴らしい。例えば、 - プレイ中ステージごとのハイスコアが表示されているので、スコアを更新するモチベーションがあがる - スペルプラクティスのオートトライオプション、プラクティスモードの会話飛ばしオプション - スペルプラクティスで通常攻撃が練習できる - PS4コントローラーでキーコンフィグが使える。十字キーもちゃんと使える。 　Steamでの設定なので最初は戸惑ったけど、PS4コンでキーコンフィグできないまたは十字キーが使えない東方二次STGは結構多いのでこれは嬉しい。 ストーリーは日本語に対応しているが、スペルカード名やグラフィックUIなどは未翻訳。だけど、将来的には改善計画もあるっぽいので期待したい。 ------------------ [追記] 一通りプレイしてから他の有料、無料東方STGを遊んでいて改めて思った。 弾幕がとてつもなく見やすい。見やすいだけでなく配色もよくて美しい。 最近の東方原作ですら結構見づらい傾向にあるので、 今後も見やすさと配色を意識して制作してほしいと願っている。 他STGでは(特にフリー東方STGでは) 一面からややこしい弾幕で殺しにかかってきたり、初見殺し弾幕多めだったりと 避けてて楽しい弾幕があまり多くなく１面～２面あたりで、「あ、もういいや」と断念してしまうことが多かったが、 このゲームではそんな悲しい体験はなかった。難易度的に(自分には)ちょうどいい感じだった。 あとこれは好みが分かれるところだがフルスクリーンでも画面がくっきりしている。 フリー東方STGなんかだと800x600ベースで作られていてフルスクリーンにすると全体的にぼやけてしまうものが多いが、 このゲームはそんなことはない。 染色システム・・・最初はうーんなんかめんどくさい。低速で安全行動でいいや と思ってたけど うまく繋がるとSEも相まって想像以上に気持ちいい。難しい面とか一日中Practiceしてしまう。

道中で敵が展開してきた円陣に雑魚や弾幕を放り込んで一気に消滅させる爽快アクションゲーム。 この「染色」という倒し方によって大量に敵を消せるかどうかが肝。 ボスや弾幕避けが多少下手でも道中の染色で大量Extendを狙えるのでいくらでもカバーできる。 全実績に関しても染色が一番のネックになっており、殆ど理論値を求められる。 参考として、一番実績取得率の低いEX面の染色では、恐らく雑魚敵4体までしか打ち漏らしができない。 道中のパターン組みのうまさとその超精度が求められる為、弾幕がうまい人でも苦労する人は苦労するかもしれない。

東方シリーズはノーマルクリアが精々でEXクリアなんてしたことねぇよってレベルです。 まず最近の東方シリーズと比べて弾が格段に見やすい！ 背景や自機エフェクトに被ることもなく縁もしっかり描かれていて非常に綺麗です！ 食らいボムの判定は各キャラ毎にかなり余裕が感じられました。 少なくとも「あれ⁉今押したのに！」ってことはほぼ無かったです。 道中は大妖精の範囲内に小妖精や使い魔を納めて高速ショットで倒すと弾含め処理できます。 花映塚と永夜抄のシステムが近いですね。上手く纏めて倒すとアイテムが多く手に入り 一定数以上で各ステージボスのラストワードが解禁できるみたいですね。 無くてもクリアできます。実績絡みかな。 BGMも凄く良いです。特に3面と6面のボス曲は演出も相まって「おぉ！これこれ！」とプレイしてて高揚感がありました。 PVやyoutubeでのプレイ動画を見てから購入を決めるのもいいと思います。 6面ボスがマジいい曲なんすよ… 東方二次創作STGは今までKaisendoさんの作品しか遊んだことがなかったので 有料の東方二次創作STGには今まで懐疑的でしたがこの作品は全然そんなことなかったですね。 (そもそもあのクオリティの作品を何本も無料配布してるkaisendoさんがおかしい気が… 日本語訳がされてないので道中含め雰囲気プレイですが 弾打って避けてBGMが良ければいいんだよ！ 1BOSSが輝夜だったり自機がけねもこだったり 紫さんだけやたら露出高かったりするけどそれがいいんだよ！ このゲーム面白いよ！

東方プロジェクトの二次創作STGです。ストーリーも含めて楽しむのであれば、本家のファンでなければ厳しいかもしれません。特に関係が深い作品は、東方永夜抄、東方儚月抄（小説版）です。 PVではとてつもなく激しい弾幕で尻込みしてしまうかもしれませんが、実際はLunaticのみ飛びぬけて難しく、それ以外は遊びやすい難易度に調整されています。また、システム面での遊びやすい工夫も多いです。被弾してもすぐにボムボタンを押せばミス扱いになりません。（本家にも同じシステムがありますが、猶予時間がずっと長い）やられてしまってもExtraステージも含めてその場でコンティニュー可能です。練習モードが細かく設定されていて苦手な箇所のみ集中して練習できます。 ステージ構成が上手くて特徴的な演出や攻撃が随所にあり、弾幕STGではありますがあまり単調さを感じずに最後まで攻略できました。 日本語が機械翻訳のようで少し不自然だったのが、唯一残念でした。

ルナティックとExクリアまで出来たので感想を。 『染色連撃』という、青と赤のサークルを持つ大型妖精撃破時にサークル内の小妖精と敵弾を巻き込んで消去でき、さらにボーナスも得られるというシステムが特徴です。 自機は永夜抄のように二人一組になっています。 霊夢＆紫、魔理沙＆幽々子、妹紅＆慧音の３組です。 永夜抄と同じく、高速で人間側、低速で妖怪側を操作します。 人間側のショットは雑魚妖精を倒せませんが、道中の敵は全て接触判定を持たないので安心してください。 ノーマル、ハードはそれなりですが、ルナティックはかなり手強いです。 いわゆる『初見殺し』もありますが、喰らいボム受付時間がかなり長いため、抱え落ちしにくくなっています。ボムさえあれば積極的に避けに行けるのが良いです。 道中で『染色連撃』を利用すると残機が、利用せずに妖怪側で妖精を倒しているとボムが増えやすいようになっています。 システムの関係上、道中はパズル的な要素を含みますが、ボス戦はガチ勝負です。 音楽、演出面ともにとても良いです！ 特に４面以降の背景と演出は曲も相まってとても美しいので、是非遊んでみて下さい。

[h1] 東方原作好きな人におすすめ [/h1] 自分もそうだけど原作好きだと、東方風の二次創作縦シューは実際プレイしたらコレジャナイみたいなとこあって否定的な人 いると思う。 これはプレイ感が原作にとても近く楽しい。なんなら音楽も原作に寄せてキャッチーで原曲アレンジの出来も良い。 一応自分は原作はノーマルシューターで紅～地、神が好き（風が特に好き）。今作は霊夢＆紫機体でＮクリア＆ＥＸを少し遊んだところでの感想です。 道中のシステムが分かりやすくパワーアップの概念無し（常にフルパワー）＆オート回収で弾避けに集中できストレスが少ない作り。スペルカードはパターン、気合、耐久、弾速も緩急がありキャラ性を出した原作同様の魅せる弾幕としての味付けもうまく弾避けがとにかく楽しい。 スペカの難度はＮでもやや殺意高く感じたが食らいボムの受付がかなり長めなのでギリギリまで避けに挑める。自機とボムのエクステンドも多めなので最初はきつく感じたが慣れたら余裕を持ってクリアできた。 永をベースにしてるっぽく自機のペア制やラストスペルのシステムがある他、自機に妹紅＆けーねペアがいたり1ボスが輝夜だったりする。3面は選択しなかったペアが敵として出てくるのだけど、このボス戦がかなりアツい。霊夢ペアだと妹紅＆けーねがボスとして出てくるんだが２人同時にスペカを使ってくる上、ボス曲も２人のテーマのミックスアレンジになっている。このアレンジが相当良い。個人的には霊夢＆紫ボス時のアレンジに春色小径を使ってくるあたりも嬉しかった。中盤の山場といった感じがよく出ている。製品版より古いバージョンみたいだが３面まで遊べるデモ版もあるのでぜひプレイしてほしい。 残念だった点はクリアしないとハイスコアが記録できない（バグ？）こととスペカの取得状況表がないこと。これだけよく出来てるのだからそこは欲しかった。あとマニュアルしか日本語化されてないけどキャラ名やスペカ、会話もぜひ日本語化してほしいですね 5/6 会話も日本語化されました